第37期3回研究会「ポスト・メディア時代の未来」(理論研究部会)

ポスト・メディア時代の未来

日 時:2020年2月15日(土) 13:00~16:00

場 所:桃山学院大学・梅田サテライト(⼤阪市北区梅⽥1-12-17梅⽥スクエアビル 8 階)

問題提起:水嶋一憲(大阪産業大学)

討論者:前田至剛(追手門学院大学)

司 会:長崎励朗(桃山学院大学)

趣 旨:

デジタル・テクノロジーやデジタル・ネットワークを、資本主義の議論の問題系の中に位置づけ、資本主義の変容とともにあるICTやSNSに代表されるようなコミュニケーション、そしてそれらの変容と向かい合うメディア研究のフレームそのものを検討することが、今回の研究会の⽬的である。

いうまでもなく、ICTの⾼度化やネットワークの多元的かつ重層的な編成は、私たちのデジタルメディア環境を形成し、それと相関するかたちでコミュニケーション・モードや、公共的コミュニケーションの空間の変容をもたらしてきた。こうした変容に対して、テクノロジーの進展や経済的メカニズムから外在的に説明するのではなく、メディア−コミュニケーション−テクノロジーの相互関係が資本主義と不可分に結びつく現在――ポスト新⾃由主義的状況において新たな分析フレームが問われている。

コミュニケーション資本主義やプラットホーム資本主義、あるいは監視資本主義等々と問題設定され議論が積み重ねられているが、近年、この分野で精⼒的に論考を著している⽔嶋⼀憲⽒を招請する。⽔嶋⽒の問題提起に対してインターネットの黎明期よりデジタルメディア社会論やCMC研究を進めてきた前⽥⾄剛⽒による討論、両者の応答からさらにフロアーを含めたアップデイトな議論を交叉させていきたい。