既刊号一覧All Issues

『マス・コミュニケーション研究』90号(2017年1月)

特集 マス・コミュニケーション研究の現在:理論研究への視座

政治メディアの熟慮動機誘発機能――教育心理学の視点からみた予備的考察
Policy Information Framework and Issue-Deliberative Motive Formulation Analysis for Japanese Atomic Power Generation
小川 恒夫
Ogawa Tsuneo
ポストメディア時代の批判的メディア理論研究へ向けて
Towards Critical Media Theory in the Age of Post-Media
毛利 嘉孝
Mori Yoshitaka
メディア・コミュニケーション研究と政治・社会理論――ヘゲモニー概念の展開とラディカル・デモクラシー
Media and Communication Studies and Political/Social Theory: On the Development of Hegemony and Radical Democracy
山腰 修三
Yamakoshi Shuzo
日本マス・コミュニケーション学会におけるジャーナリズム研究の動向(2000年~2015年)――研究発表会における報告と学会誌掲載論文を手がかりに
Trends of Journalism Studies in Japan Society for Studies in Journalism and Mass Communication: 2000-2015:An Analysis of Presentations at Workshops and Papers in the Journal of Mass Communication Studies
小黒 純
Oguro Jun

論文

中国の情報管理体制におけるオンラインニュースの情報源の集中――『新浪網』ニュース(2000~2012)の内容分析から
China's Internet Censorship and the Concentration of Online News Sources: A Content Analysis of the Sina News Website(2000-2012)
于 海春
Yu Haichun
図書館貸出冊数が書籍販売金額に与える影響の計量分析の一考察
An Empirical Study of the Correlation between Library Lendings and Book Sales
貫名 貴洋
Kanmei Takahiro
スクリーンに投影される〈青春〉――黒澤明『わが青春に悔なし』のオーディエンス
Projected Youth on the Screen:The Audience of Kurosawa Akira's No Regrets for Our Youth
北村 匡平
Kitamura Kyohhei
遍在する映像経験を理解するために――1920-30年代日本の映画広告と都市空間の論理
Understanding Ubiquitous Visual Experiences in Mediatized Society: The Articulation of Cinematic Advertisements and Urban Space in 1920-30s Japan
近藤 和都
Kondo Kazuto

2016年度春季研究発表会 ワークショップ報告

1 「英雄」の語られ方樋口 摩彌
2  多様化するテレビ「視聴者」と理論的枠組みの構築――メディアとしての揺らぎの中で渡邊 久哲
3 初のヘイトスピーチ「規制」――「大阪市条例」を考える魚住 真司
4 セレブリティ・スタディーズの現在岡井 崇之
5 AI は映像メディアを変えるか?田村 和人
6 「女性活躍推進」と放送の労働現場四方 由美
7 メディア内容の価値・規範の形成過程――マンガ・アニメを手がかりとして茨木 正治
8 ソーシャルメディア時代の地方発ドキュメンタリーの可能性水島 宏明
9 安倍晋三政権の言論統制と「新聞に軽減税率」山際 永三
10 放送の自由と放送法第4条の解釈をめぐって本橋 春紀
11 新聞・放送業界の新人採用と大学のメディア教育の「ギャップ」を考える水島 久光

研究会の記録(2016年4月~2016年9月)

いま,あらためて放送法を考える渡邊 久哲
メディア考古学の展望白戸 健一郎
帝国とメディア史研究 ――満洲電信電話株式会社を事例に福間 良明
映画とテレビから考える1964年=東京オリンピックの時代笹田 佳宏
TPPの締結に伴う著作権の非親告罪化とポップカルチャー分野の二次創作を巡る問題について上原 伸元

『マス・コミュニケーション研究』89号(2016年7月)

特集:変容する「公共言論空間」を考える

特定秘密保護法、マイナンバー法を手がかりに最近の言論空間を考える
Reflections on the Recent Speech Space Concerning the Special Secrecy Act and" My Number" Act
松井修視
Matsui Shuji
デジタルメディア時代における言論空間――理論的探求の対象としての制御、情動、時間
Transformation of Discourse Space in the Digital Age
伊藤守
Ito Mamoru
メディアの進化と「危機管理」化する社会
The Evolution of Media and' Risk Management' Society
福田充
Fukuda Mitsuru

論文

読書たちのディスタンクシオン?――2010年練馬調査データからのテイスト理論の再検討
Who Cares What You Read?:Reconsidering Bourdieu's Theory of Taste in 'Postmodern' Japan
岡澤康浩・團康晃
Okazawa Yasuhiro, Dan Yasuaki
産経新聞韓国大統領名誉毀損事件に関する一考察
A Study on Defamation against South Korea's President Park Geun-hye by Sankei Shimbun
韓永學
Han Younghak
土料理/郷土食のジェンダー化
The Gendering of Local Foods, with a Focus on Food-Related Information in Women's Magazines
村瀬敬子
Murase Keiko

2015年度秋季研究発表会 ワークショップ報告

1 ニュー・メディア史?——新しいメディアの体験と真正性のメカニズムについて河崎 吉紀
2 調査から見た日本人のテレビ視聴とネットワーク利用橋元 良明
3 ポピュラーカルチャーとソーシャリティ――宝塚・やおい、女性たちのつながり田中 東子
4 文化資源としてのポピュラー文化――ポピュラー音楽のアーカイブとミュージアムを事例に石田 佐恵子
5 BPO放送倫理検証委員会を検証する伊藤 高史
6 3・11をどう継承していくのか――NHKの記者教育における東日本大震災と原発事故の記憶と経験を受け継ぐ試み五十嵐 浩司
7 テレビと政治 ――政権とメディアの距離を考える砂川 浩慶

研究会の記録(2016年2月~2016年3月)

青年文化としての雑誌メディアのこれまで/ これから石田 あゆう
出版ビジネスの観点から考える少年事件とメディア倫理玉川 博章
「当事者問題としての男性学」とジャーナリズムの今後をつなぐ谷岡 理香

『マス・コミュニケーション研究』88号(2016年1月)

特集 「ポピュラー・カルチャーと戦争」の70年

『ポピュラー・カルチャーと戦争』の70年」シンポジウムによせて――内容分析の可能性
The Symposium "70 Years of 'Popular Culture and the War'" : Potentialities of the Content Analysis
谷本奈穂
TANIMOTO Naho
「女性と戦争」を歌う歌謡曲の戦後史――菊池章子と二葉百合子を中心に
Analyzing Popular Songs about "the War and Women" in Post-War Japan : Focusing on the Cases of Akiko Kikuchi and Yuriko Futaba
高井昌吏
TAKAI Masashi
日本・ドイツの空襲と「ポピュラー・カルチャー」を考えるために――『君の名は』『ガラスのうさぎ』『ドレスデン』などを例に
"Popular Culture" and the Description of Air-Raids in Japan and Germany
柳原伸洋
YANAGIHARA Nobuhiro
「断絶」の風化と脱歴史化――メディア文化における「継承」の欲望
Fading the "Oblivion of the Memories of War" : Dehistorization and the Politics of the Media Culture
福間良明
FUKUMA Yoshiaki

論文

重層化する身体への眼差し―ヴァンプ女優としての京マチ子の分析
The Gaze toward the Multilayered Cinematic Body : Kyo Machiko as a Vamp Star
北村 匡平
KITAMURA Kyohhei
明治民権期における声と活字――集会条例による政談演説/学術演説の区分を巡る政治性
Orality and Printed Word during the Movement for Civic Rights and Freedom in the Meiji Period : Politics between Political Speech and Academic Speech by the Assembly Ordinance
新藤 雄介
SHINDO Yusuke
大正期における漫画の両義性と社会的布置――漫画家集団「東京漫画会」を事例として
The Ambiguity and Social Position of Manga in the Taisho Period : The Case of the Tokyo-Manga-Kai Manga Artists' Association
鈴木 麻記
SUZUKI Maki
ビデオにおける「教育の場」と「家庭普及」――1960年代後半-70年代の業界紙『ビデオジャーナル』にみる普及戦略
From "Education" to "Family Spread" : Spread Strategy in the Industrial Magazine Video Journal from the Late 1960s to the 1970s
永田 大輔
NAGATA Daisuke
「防災の日」をめぐる災害の記憶―1924-2014年における関東大震災周年社説を手がかりに
Memory of "Disaster Prevention Day" (Bosai no Hi) : Analysis of the Great Kanto Earthquake Anniversary Editorials 1924-2014
水出 幸輝
MIZUIDE Koki
米国スミス・ムント法と沖縄CIEの情報教育プログラム1948-1952
Smith-Mundt Act and Okinawa Civil Information and Education Program 1948-1952
吉本 秀子
YOSHIMOTO Hideko

2015年度春季研究発表会 ワークショップ報告

1 情報とコミュニケーションの基本概念小谷 敏
2 メディア史における「東方社コレクション」の意義と利活用の可能性加島 卓
3 マンガ研究とメディア研究――「漫画化」を手掛かりに阪本 博志
4 デジタル・メディア空間における「女性」性 ――その両義性の批判的検討林 香里
5 モビリティとメディア文化――人の移動とメディアが取り結ぶ関係から考える山口 誠
6 国際報道における,翻訳・通訳の問題を考える鈴木 弘貴
7 警察リークと犯人断定報道――袴田事件から氷見事件まで
8 公権力とメディア片野 利彦
9 ネット・ケータイ時代の「メディア利用」をどのように捉えるか古川 良治
10 ネット社会のテレビの行方藤田 真文
11 テレビとネットの融合によるビジネスの可能性小原 道雄
12 ヘイトスピーチの法的規制と表現の自由毛利 嘉孝
13 IAMCR and Japan Society for Studies in Journalism and Mass Communication吉見 俊哉

研究会の記録(2015年5月~2015年6月)

検証ジャーナリズム第6回 報道機関の第3者委員会を考える音 好宏
橋下政治とメディア音 好宏

『マス・コミュニケーション研究』87号(2015年7月)

特集 メディアの物質性

「もの」をめぐるメディア研究へむけて――特集「メディアの物質性」解題
Toward Media Studies of "Things"
小林 義寛
KOBAYASHI Yoshihiro
移動するモノ、設計される経験――ケータイの可動性と可変性をめぐって
Mobile Objects and Designed Experience : Reconsidering the Mobility and Variability of Cellphone
土橋 臣吾
DOBASHI Shingo
昭和初期の古写真蒐集家と民間学の資料空間――モノの資料化とアーカイブ運営
Old-Photos Collectors and the Space of Historical-Materials Formed by Amateur Dilettantes and Scholars
緒川 直人
OGAWA Naoto
出版における書物の物質性をめぐって――電子書籍・装丁/ブックデザイン・マンガ
Materiality of Books in the Publishing Industry : Analyzing E-books, Book Design and Comics
玉川 博章
TAMAGAWA Hiroaki
メディアの物質性と媒介性――模型史からの考察
Materiality and Intermediacy of Media : Analysis of the History of Mokei (Model kits) in Japan
松井 広志
MATSUI Hiroshi

■論文

沖縄密約情報公開訴訟と知る権利
The Information Disclosure Lawsuit Related to the Okinawa Secret Agreement and the Right to Know
佐藤 潤司
SATO Junji
「ラジオの声」の生成史――1920年代米国のラジオにおける声の経験についての考察
A Rise of "Radio Voice" : From the Historical Perspective of Radio Experience of Performers and Audiences with the Advent of the Radio Sound Technologies in the 1920's America
福永 健一
FUKUNAGA Kenichi
映画観客の読書実践――1920年代における映画館プログラムと「観ること」
Reading Practices of Audiences : Movie Theater Brochures during 1920s in Japan and the Way of Watching
近藤 和都
KONDO Kazuto
ジュークボックスによる音楽聴取の様相――1960/70年代日本の喫茶店を事例に
Jukeboxes in Japan : Conditions of Listening to Music in Kissatens during the 1960s and 70s
片桐 早紀
KATAGIRI Saki
日本の子ども向けテレビ番組におけるホストセリングCMに関する一考察――テレビコマーシャルの内容分析を通じて
On Host-selling Commercials in Children's Television Programs in Japan : Through Content Analysis of Television Commercials
藤井 達也
FUJII Tatsuya
「コミックコーナー」の社会史――1970~80年代の小売書店空間におけるマンガの「市民権」の成立過程
Social History of the Comic Book Section : Establishment of Manga in Japanese Bookstores from the 1970s to the 1980s
山森 宙史
YAMAMORI Hiroshi

2014年度春季研究発表会 ワークショップ報告

1 デジタルメディアのインタラクティブ性に関する考察渋谷 明子
2 ともにガラパゴス化する“日本型ジャーナリズム"と“日本型ジャーナリズム論"――米英との比較を手がかりに小黒 純
3 東日本大震災以降のメディアコンテンツの展望――NHK 朝の連続テレビ小説『あまちゃん』による地域振興に着目して佐伯 順子
4 雑誌メディア研究の現状―日本の論壇雑誌を事例として 山本 昭宏
5 特定秘密保護法制の構造と課題山田 隆司
6 地域映像アーカイブ研究と実践――多様なアーカイブをつなぐ理論的アプローチ水島 久光
7 マンガ研究、ジャーナリズム研究とジェンダー研究――ステレオタイプを手がかりにそれらの立ち位置を確認する茨木 正治
8 韓国におけるジャーナリズム環境の変化と代案メディアの登場金山 勉
9 テレビとネット動画の未来図――映像産業/映像文化の将来を展望する田村 和人
10 新聞産業の現状とジャーナリズムの行方藤森 研
11 各国における公共放送の統治システムの検証安斎 茂樹
12 2000年代以降のメディア文化をどう捉えるか?――青少年の音楽生活に関する実態調査
をもとに
小川 博司
13 有権者の政治意識・投票行動とネット選挙運動の解禁岩渕 美克
14 テレビが記録した「震災」「原発」の3年――震災関連放送アーカイブの可能性と課題加藤 徹郎
15 1970年前後の少女マンガにおける「西洋」表象谷本 奈徳

研究会の記録(2015年1月~2015年2月)

テレビ報道番組の政党イメージ・党首好感度に与える影響音 好宏
地方紙の原点としての「大槌新聞」渡辺 武達
検証ジャーナリズム第1回 編集と経営の分離を考える音 好宏
検証ジャーナリズム第2回 調査報道を考える山田 健太
検証ジャーナリズム第3回 証言報道を考える山田 健太
検証ジャーナリズム第4回 慰安婦報道検証報告書を読む音 好宏
検証ジャーナリズム第5回 再生委行動計画を読む山田 健太
「メディア・エンゲージメント」の視点から見たプリントメディアの新たな価値を考える李 光鎬