既刊号一覧All Issues

『マス・コミュニケーション研究』96号(2020年1月)

特集 格差社会における人々の意識とテレビの立ち位置の変化――テレビの信頼の揺らぎの構造分析と対策

格差社会における人々の意識とテレビに対する信頼
People's Awareness and the Trust in Television in a Disparate Society
渡邊 久哲
Watanabe Hisanori
テレビ不信の背景―伝える側の意識災害報道を事例として
Causes of Distrust in Television : Awareness of the Communicators Using the Examples of Disaster Reporting
桶田  敦
Oketa Atsushi
地方から全国へ そして世界へ情報発信大分朝日放送の戦略
Disseminating Information from Regions to the Whole of Japan, and then to the World : Strategies by Oita Asahi Broadcasting
上野 輝幸
Ueno Teruyuki
デジタル時代の新聞社 読者を知り,自らを変える
Newspapers in the Digital Age : Knowing Readers and Undergoing Changes
藤谷  健
Fujitani Takeshi

論文

グローバル資本主義を支えるジェンダー表象のダイナミクス――女性に対する暴力をめぐる視覚表象と「第三世界」女性NGO Gendered Representations Complicit in Global Capitalism : Examining Visual Representations of Violence against Woman Produced by a Third World Women's Non-Governmental Organization近藤凛太郎
Kondo Rintaro
テレビ視聴に関する諸要因がテレビ番組に対する批判的な態度に与える影響
Effects of Factors Related to TV Viewing on Critical Attitudes toward TV Programs
正木 誠子
Masaki Nobuko
英国におけるプレス規制の沿革と現状
The History and the Current State of Press Regulations in the UK
韓 永學
Han Younghak
プロテスト運動とテレビドキュメンタリー――闘争映像の政治性と60年代テレビドキュメンタリーの表現
Television Documentaries on Protest Movements : Political Mimesis and 60s Japanese TV Documentaries
洞ヶ瀬真人
Dogase Masato
3・1節と8・15光復節の報道史――日韓国交正常化を巡る「民族」と「国家体制」
Press Coverage for the March 1 and August 15 Anniversaries : "Nation" and "State" on the Restoration of Diplomatic Ties between Japan and South Korea
趙 相宇
Cho Sangwoo
公文書管理・情報公開制度の問題と課題――森友学園・加計学園・自衛隊日報問題の検証を通じて
Problems and Challenges Related to the System of Public Records Management and Information Disclosure : Verification of Issues Associated with the Morimoto Gakuen and Kake Gakuen Scandals and the Concealment of Daily Reports from Japan's Self-Defense Force
佐藤 潤司
Sato Junji

2019年度春季研究発表会 ワークショップ報告

1 NHK 放送法遵守義務確認訴訟の意義と論点 放送制度改革の一つのモデル論井上 禎男
2 英字新聞の災害報道 在日外国人への情報提供と国際的評価をめぐって松永 智子
3 大手報道機関22社は公開質問に適切な対応を取ったか戸田  清
4 洋楽受容の地政学的変化 羅針盤を失った日本のポピュラー音楽南田 勝也
5 ネットで広がる誤情報・虚偽情報の「打ち消し報道」のこれから――放送局は災害時の流言やフェイクニュースなどとどう向き合えばよいか佐藤 友紀
6 ファクトチェックとジャーナリズム教育徳山 喜雄
7 「脱原発」のメディア・言説史を考える フクシマ以前/以後山本 昭宏
8 メディア研究×地域研究の新しい可能性 〈平和都市〉広島を例に河  炅珍
9 メディアの信頼構造の理論家黒田  勇
10 ネットワーク社会としての学会水越  伸
11 放送業界にも破壊的縮小の時代は来るか?音  好宏
12 Contested Freedom of Speech at Present
混迷する言論の自由と現代メディア社会
鈴木 弘貴

2015年度春季研究発表会 ワークショップ報告

7 警察リークと犯罪断定報道 袴田事件から氷見事件まで浅野 健一

『マス・コミュニケーション研究』95号(2019年7月)

特集 メディア研究における量的研究法の現在

メディア研究における量的研究法の意義
Significance of Quantitative Methods in Media Research
竹下 俊郎
Takeshita Toshio
統計的因果推論とメディア研究
Statistical Causal Inference and Media Studies
辻 大介
Tsuji Daisuke
内容分析研究の現状と今後の展望
The Current State and Future Prospects of Content AnalysisResearch
千葉 涼
Chiba Ryo
メディア研究とサーベイ実験
Media Studies and Survey Experiments
横山 智哉
Yokoyama Tomoya
計量的メディア研究におけるログデータの活用について
On the Application of Log Data in Quantitative Media Studies
北村 智
Kitamura Satoshi

論文

メディア事業過程モデルによる地域メディア分析――あまみエフエムを事例として
Community Media Analysis Using Media Business ProcessModel:A Case Study of Amami FM in Amami Islands
金山 智子
Kanayama Tomoko
公共放送のあり方と財源――NHK受信料訴訟最高裁判決を受けて
The Way and Resources of Public Broadcasting:Receiving theSupreme Court Decision on the NHK Receiving Fee Lawsuit
佐藤 潤司
Sato Junji
民放連放送基準の改訂の歴史をたどる――民放連放送基準は時代の変化にどう対応してきたか
History of Revision of Japan Commercial Broadcasters Association(JBA) Broadcast Standards
佐藤 研
Sato Ken
公共放送における「声なき声」の包摂の葛藤――NHKの福祉番組『ハートネットTV』のソーシャルメディア活用を事例として
The Contradiction of Social Inclusion of "Silent Voices" on PublicBroadcasting:Example of Social Media Use in NHK's Welfareprogram Heartnet TV
田中 瑛
Tanaka Akira
ラジオ・ドキュメンタリー「録音構成」の成立――NHK『街頭録音』と『社会探訪』
Formation of Rokuon-Kōsei in earlier Radio Documentaries:The Cases of Man on the Street and Social Survey
丸山 友美
Maruyama Tomomi
戦時下の植民地台湾における新聞と帝国日本の言論政策
Newspapers in Wartime Colonial Taiwan and the Press Policiesof the Japanese Empire
谷川 舜
Tanigawa Shun
多様な表現を可能にする制作者の労働規範の変容――1970~80年代のアニメ産業を事例として
Transformed Competence in the Animation Industry in the 1970sand 1980s Enables a Variety of Content
永田 大輔, 松永 伸太朗
Nagata Daisuke, Matsunaga Shintaro
韓国初期日常トゥーンにおける青年世代のメランコリー表象
Representations of the Younger Generation's Melancholy inEarly Korean Daily Toons
金 イェジ
Kim Yeaji

2018年度秋季研究発表会 ワークショップ報告

「フェイクニュース」時代のメディア・リテラシー教育を考える藤代 裕之
2 中国語ソーシャルメディアの分析手法――変化する中国メディアをどのようにとらえるか細貝 亮
3 日本のテレビは,第二次世界大戦をどう“記憶”してきたか杉山 あかし
4 新たな環境のもとでのメディア表現とジェンダー田中 東子
5 やくざ映画におけるジェンダー・イメージ谷本 奈穂
6 プラットフォーム展開で変わるローカル放送局と地方――交錯するメディアの未来は井上 裕之
7 メディアを横断する〈戦記〉山本 昭宏
8 ジャーナリズムの現場におけるハラスメントの問題水島 宏明
9 ネット右派の歴史社会学土橋 臣吾
10 観光理論を再考する――疑似イベントから聖地巡礼まで村田 麻里子
11 ヘイトスピーチの現状と法規制の問題藤森 研
12 メディア・コミュニケーション研究の国際化――日本からの発信とその課題渡辺 武達

研究会の記録(2018年7月~2019年2月)

録音構成の成立――戦時下の録音放送の意義松山 秀明
メディア業界出身の政治家 第36 期第11 回研究会(メディア史研究部会企画)河崎 吉紀
メディア業界出身の政治家――歴史社会学的検討「Home ~闇サイト事件・娘の贈りもの」から凶悪犯報道を考える長井 展光
関西民放史を掘り起こす――証言集『民間放送のかがやいていたころ』から松尾 理也

『マス・コミュニケーション研究』94号(2019年1月)

特集 世論調査とは何か? ―岐路に立つ世論調査 その信頼性を巡っての議論

シンポジウム「世論調査とは何か?―岐路に立つ世論調査 その信頼性を巡っての議論」によせて
Symposium "What is Public Opinion Survey : Discussion on the Reliability of Public Opinion Survey at a Crossroads"
桶田 敦
Oketa Atsushi
RDDによる世論調査の現状と課題
Current State of RDD Surveys and Challenges Ahead
細貝 亮
Hosogai Ryo
RDD 調査に代わる世論調査手法に向けた試論
An Essay on Alternative Polling Methods Away from Random Digit Dialing
大隈 慎吾
Ohkuma Shingo
「マスコミ世論調査」という社会資産をどう守るか
Safeguarding Media-led Opinion Polls as Social Capital
松本 正生
Matsumoto Masao
世論調査とは何か?――岐路に立つ世論調査 その信頼性を巡っての議論――
Redefining Opinion Polls at the Crossroads:MethodologicalDiscussion of Their Reliability
佐藤 寧
Sato Yasushi

論文

放送法第175条資料の提出と総務省通知――放送法施行令を逸脱した通知と放送事業者の対応
"Submission of Materials" in Article 175 of Broadcasting Actand Circular Notice by the Ministry of Internal Affairs andCommunications:Circular Notice Beyond the Mandate of theOrder for Enforcement of Broadcasting Act and Broadcasters'Correspondence
村上 勝彦
Murakami Katsuhiko
報道機関に情報を提供する行為に対するアメリカ司法省による刑事責任追及の変遷
The Volatility of the U.S. Government's Effort to ProsecuteUnauthorized Disclosures of Information to the News Media
奥山 俊宏
Okuyama Toshihiro
占領期ラジオ番組『真相箱』が築いた〈天皇〉と〈国民〉の関係性
An Analysis of the Truth Box: Focusing on How the Radio inOccupied Japan Established a Relationship Between the Emperorand the Japanese Public
太田 奈名子
Ota Nanako
昭和戦前期“二流紙”の日本主義化プロセス――『大阪時事新報』を例に
Japanization Process of "Second-rate Newspapers" During thePre-war Showa Period:The Case of the Osaka Jiji Shimpo
松尾 理也
Matsuo Michiya
検索エンジン・ランキングのメディア史――パソコン雑誌における検索エンジン表象の分析
A Media History of Search Engine Rankings:a Discourse Analysisof Major PC Magazines
宇田川 敦史
Udagawa Atsushi
「アラブ革命」の余燼―― 政治変動を前後とした中東メディアの変容
Embers of the Arab Revolutions:the Transformation of theMedia Landscape in the Middle East
千葉 悠志
Chiba Yushi
日本におけるジャーナリストネットワークと社会的弱者支援の可能性――女性ジャーナリストの会「薔薇棘勉強会」の活動と2016年の改正児童福祉法成立の関係性に着目して
A Journalist Network in Japan and the Possibility of Supportfor Socially Vulnerable People:Focusing on the RelationshipBetween the Activity of the Baratoge Study Group, an Associationof Female Journalists, and the Establishing of the RevisedChild Welfare Law in 2016
清水 麻子
Shimizu Asako
日中戦争期の中国内陸部における日本軍による中国語宣伝ビラ
Propaganda Flyers of Japanese Army Spread in the InlandAreas of China During the Second Sino-Japanese War
劉 茜
Liu Qian
メディア経験としての「東京百美人」――19世紀末の新聞記事からみるメディア・イベントの成立過程に着目して
"Tokyo-Hyaku-Bijin" as Media Experience:Establishing the Processof Media Event Focusing on Newspaper Articles in the Late19th Century
木村 絵里子
Kimura Eriko

第1回若手セッション報告

変化するメディア環境とマス・コミュニケーション研究の今後長﨑 励朗, 山本 昭宏

2018年度春季研究発表会 ワークショップ報告

1 戦後双六に見る日本人のエートス新井 克弥
2 内部監査の概念と手法を結合させた新ジャーナリズムの理論と実践の提案阿部 圭介
3 メディアとしてのマンガとジャーナリズム・マスメディア――ジャーナリズム史とマンガ史の接点を考える石川 徳幸
4 明治・大正期の新聞紙の整理保存およびデジタルアーカイブの検討――立命館大学アート・リサーチセンターの事例を参考に竹内 幸絵
5 デジタル・メディアの物質性新倉 貴仁
6 生活者の映像コンテンツ視聴行動の現状とこれから――テレビ視聴率調査とインターネット動画視聴の実態から川喜田 尚
7 日本と中国の放送番組は日中戦争をどう表象してきたか――NHK とCCTV の戦争関連ドキュメンタリー番組の展開を題材として米倉  律
8 ブルデュー社会学とメディア研究伊藤 高史
9 東アジアの女性ファン文化とネットワーク社会大尾 侑子
10 日本経済新聞はなぜ,デジタル化とグローバル化にふみきれたのか?音 好宏

『マス・コミュニケーション研究』93号(2018年7月)

特集 メディア研究・ジャーナリズム研究における質的研究法の現在

特集によせて
Introduction to the Special Feature:Status of the Methodologies Used in Studies on Media and Journalism
野上 元
Nogami Gen
グローバリゼーションをいかに記述するのか――ニュース制作とオーディエンスのエスノグラフィーを中心に
How Can We Describe Globalization?:Using Ethnography in News Production and Audience Studies
藤田 結子
Fujita Yuiko
メディア史研究におけるマルチ・アーカイヴァルな研究手法の可能性――資料調査における自らの反省と教訓をふまえて
Multi-Archival Research for Opening a New Dimension of Media History Lessons from My Archival Research Experience
小林 聡明
Kobayashi Somei
「ネット世論」研究から見る「ハイブリッド・エスノグラフィー」の必要性
Necessity of Hybrid Ethnography in Terms of the Practice of Online Public Opinion Studies
木村 忠正
Kimura Tadamasa
メディア史とメディアの歴史社会学
Media History and Historical Sociology of Media
加島 卓
Kashima Takashi

論文

BPO と放送の自由――放送人権委員会の決定に見る課題
Freedom of Broadcasting under the Surveillance of the Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization(BPO):Issues Concerning the Decisions of the Broadcast and Human Rights/Other Related Rights Committee(BRC)
佐藤 潤司
Sato Junji
ローカル局は原子力問題をいかに伝えたか――報道ドキュメンタリー番組「NNN ドキュメント」を事例に
How Did the Local Broadcasting Stations Report the Nuclear Power Problem?: The Case of the News and Documentary Program" NNN Document"
瀬尾 華子
Seo Hanako
「地震後派」知識人の震災論
Discussion on the Earthquake Presented by a "Post-earthquake School" Intellectual
水出 幸輝
Mizuide Koki

2017年度秋季研究発表会 ワークショップ報告

1 VR,360度カメラ,ドローンなどニュースの新テクノロジーをめぐる課題奥村 信幸
2 安倍政権下で強まる中央省庁の取材規制――メディアは反撃できるか藤森  研
3 スマホ時代のテレビ視聴――テレビ視聴の多様化とテレビの役割佐藤 友紀
4 ネットワーク社会の地層史伊藤 昌亮
5 ゲームのユーザー/プレイヤーの実践をどう捉えるか?――メディア・オーディエンス論との接続松井 広志
6 戦後東アジアの新聞学/マス・コミュニケーション研究の歴史的展開――冷戦とアメリカの視点から井川 充雄
7 10年で1000万部を失った新聞は何を失い,何を得たか音  好宏
8 テレビ局のインターネット配信の意義と価値――コミュニケーション特性からの考察伊藤 高史
9 対権力取材 本当の問題点は何か――報道現場の最前線からの考察高田 昌幸

研究会の記録(2017年12月~2018年4月)

大阪から総選挙を考える音 好宏
中国の網絡社会とメディア研究飯田 豊
ネット時代の被害者報道音 好宏
教科書問題とジャーナリズムのあり方水島 宏明
〈西から〉広告の歴史を考える――萬年社(大阪)を中心に石田 あゆう
J リーグの新メディア戦略から見えるもの――軸足を“通信”に移すプロスポーツリーグ井上 裕之

『マス・コミュニケーション研究』92号(2018年1月)

特集 新潟のメディア文化――ローカル・コンテンツの危機と可能性

地域の映像とは何か――ローカル局のドキュメンタリー映像の文化的,社会的文脈とその問題
What is the Regional Video Work?:Contexts and Problems of Television Documentaries Produced by Local Stations
原田健一
Harada Kenichi
コンテンツを資源とした地域振興の可能性
Possibilities of Regional Development with Media Content as a Resource
公野勉
Kuno Tsutomu
新潟におけるマンガ・アニメ事業の現状考察――地方からの挑戦
A Consideration of the Manga-Anime Industry in Niigata
坂田文彦
Sakata Fumihiko
地域の危機と文化
Local Crisis and Culture
古賀豊
Koga Yutaka

論文

地上波民開放送局における番組審議会の現状と課題――審議委員の構成と運営実態に着目して
The Present Status and Problems of Deliberative Councils for Broadcast Programmes in Terrestrial Stations:Constituents of Council Members and their Management
小川明子
Ogawa Akiko
社会理論とメディア研究 ニクラス・ルーマンのマスメディア理論の再解釈
Social Theory and Media Studies:Reconsidering Luhmann's Mass Media Theory
梅田拓也
Umeda Takuya
デジタルゲーム経験論再考――AVG.・RPGでの「消えない恐怖」を手がかりに
Reconsidering the Theory of Experiences in Digital Games:From 'Fear not to Fade Away' Induced From Playing AVGs and RPGs
鍵本優
Kagimoto Yuu
「表現の自由」と新聞の役割――ムハンマドの風刺画掲載をめぐって
Freedom of Expression' and the Role of Newspaper:In the Publication of a Caricature of Muhammad
佐藤潤司
Sato Junji
アーカイヴ化されたテレビ番組が描くビキニ事件
The Bikini Incident Represented by Archived TV Programmes
松下峻也
Matsushita Shunya
青森県下北郡佐井村における初期テレビ受容
Early Television Reception in Sai Village, Aomori Prefecture, Japan
太田美奈子
Ota Minako
社会を変える映画論の射程 映画評論家・岩崎潤の「大衆」観を中心に花田史彦

2017年度春季研究発表会ワークショップ報告

1 若者とメディアの50年――語りの分析からみえてくるもの守弘仁志
2 オリンピック/戦争の記憶――オリンピックをめぐる語りの変容石川徳幸
3 放送番組確定表から探る「上方」放送文化の成立――JOBKのメディア史研究に向けて後藤美緒
4 「表象の文脈化」に何ができるか――韓国公共放送の「8・15」 ドキュメンタリーと「歴史認識」の分析から伊藤高史
5 メディアとしての空間と公共性――建築・インフラ・デザイン村田麻里子
6 「アニメ・マンガ・ジャーナリズムの接点を考える」茨木正治
7 テレビドキュメンタリーの質を測る物差し――音声の種別分量から松山秀明
8 臨時災害放送局から考える地域ジャーナリズム笹田佳宏
9 大学のジャーナリズム教育とメディアの現場との接点――専修大学人文・ジャーナリズム学科のカリキュラム編成と出版現場の経験から阿部圭介
10 “Post-Truth" とジャーナリズム「偽ニュース」から現代のネットメディアを考える関谷直也
11 インターネット社会において再び「マス」を考える山口仁
12 警察取材記者の過重労働と市民の知る権利山際永三

『マス・コミュニケーション研究』91号(2017年7月)

特集 沖縄とメディア

米軍基地問題とマスコミ報道 60年安保時から今日までの基地報道の変遷について――60年安保時から今日までの基地報道の変遷について
Issues Related to U.S. Military Bases in Okinawa and their Media Coverage::Changing Media Attitudes from the Revision of the Japan-U.S. Security Treaty in 1960 to Today
具志堅 勝也
Gushiken Katsuya
基地問題とメディア――地元紙の視点から
U.S. Military Base Issues in Okinawa and the Media:From the Perspectives of a Regional Newspaper
宮城 修
Miyagi Osamu
沖縄のマイノリティにとって沖縄戦とその後の米軍占領は何をもたらしたか
What Are the Consequences of the Battle of Okinawa and the U.S. Occupation for Minorities in Okinawa?
山城 紀子
Yamashiro Noriko
沖縄の新聞メディアの立ち位置とローカルジャーナリズムの役割
Positionality of Okinawan Local Newspapers Relating to theRole of Journalism
吉岡 至
Yoshioka Itaru
沖縄占領における象徴天皇の不在と9月12日の終戦詔書
The Absence of the Emperor as a Japanese Symbol and the 9.12 Surrender Rescript in the U.S.-Occupied Okinawa
吉本 秀子
Yoshimoto Hideko

論文

朝日・読売二紙にみられる中国共産党大会に関する報道――ジャンル分析の観点から
A Genre Analysis of the Reports on the National Party Congress of China in the Yomiuri Shimbun and the Asahi Shimbun
魯 諍
Lu Zheng
マンガ経験とナラティブ・アイデンティティ――マンガ経験をリソースとしたナラティブ・アイデンティティの対話的構築
Manga Experience and Narrative Identity: Dialogical Construction of Narrative Identity with Manga Experiences as a Resource
池上 賢
Ikegami Satoru
日中戦争期における日本電報通信社発行の大陸向け中国語宣伝雑誌
Chinese Propaganda Magazine by Dentsu Inc. during the Second Sino-Japanese War
曲 揚
Qu Yang

2016年度秋季研究発表会 ワークショップ報告

1 近代帝国のメディア史的研究の進展と、その可能性松永 智子
2 政治権力と報道の自己規制・萎縮――政治とメディアの日本的な関係を検証する逢坂 厳
3 現代社会における身体「変工」と身体イメージ――「消費される身体」の観点から前田 至剛
4 メディアとしてのビデオ―映像の保存・所有をめぐる感覚の歴史と現在溝尻 真也
5 メディア行為の最適化理論についての序論として――映像コンテンツの受容を中心に佐藤 友紀
6 サーバー録画時代のビデオ証拠採用――裁判で映像が多用される今日の状況から考える本間 謙介
7 報道組織が求める「優秀な人材」とジャーナリズムの今後を考える谷岡 理香
8 ネット上での熟議民主主義の実践とその可能性浅岡 隆裕
9 放送アーカイブ研究におけるメタデータ活用の試み――震災報道アーカイブ研究から村上 聖一
10 「メディア・フォロワー」の視点からみた、情報取得スタイルや情報価値基準について考察する李 光鎬

研究会の記録(2016年10月~2017年2月)

視覚メディアのモード変化とその社会文化的影響を考える岡井 崇之
メディアという視点から平和博物館をどう捉えるか岩間 優希
ポスト<カワイイ>時代のメディア文化を考える吉光 正絵